先日、お客様から
『どうして注意事項に厳しく記載しているのか?何か嫌なことでもされたのか?』
というご質問がありました。
これについて語ると長くなるので、その時は手短にお話だけさせていただいたのですが、きちんとお話しすると長くなるので今回の記事にすることにしました。
メンズエステの意味が年々変わりつつあります
15年前のメンズエステは今ほど過激なサロンもなく、リラクゼーションに寄った男性専用サロンが主流だったと思います。
実際に私が勤務していたサロンも健全で風俗店の要素はほぼ皆無でした。
しかしここ8年以内でメンズエステが爆発的に増え、GoogleやAIで検索をかけると風俗類似点という認識をされてしまっており、『メンズエステ』というカテゴリーがリラクゼーションやエステティック技術から遠のいている印象です。
そして近年は風俗要素に完全に振り切った店舗が増え、経営者からの指示でセラピストが風俗サービスを強要されたり、趣味講習をされたり、内部告発をきっかけになのか摘発された店舗もございます。
私が出会った危険な“来店者”
その方のルックスは芸能人のように整ったお顔立ちで、顔面重視の女性からすると心惹かれるのだろうなという印象の方でした。
美容室を経営されており、長身でルックスが良いせいか自信に満ち溢れたご様子で、お金をすごく持っているアピールをされる方でした。
私はお客様がお金持ってそうであろうが、持ってなさそうであろうが、そこで接客態度を変えることはありません。
むしろ私に見せつけるかのように万札の束を数え始めたので、少し警戒しておりました。
するとやはり私の直感は正解し、施術終盤になると性的サービスをしつこく要求されて、手首を思い切りつかまれて押し問答に。
あまりの傍若無人ぶりに驚き、すぐさまシャワーに案内して帰しました。
お店にはNGを出して、もう2度と接客することはありませんでした。
それから数年経過し、友人から
『あのお客さん、覚醒剤でつかまったみたい。全国ニュースになってる。』
と教えてもらいました。
覚醒剤を使用するとどうなるのかよくわかりませんが、人間的に危険な人物だったのだなということが確信に変わったニュースでした。
他にもいる危険な来店者
他にも挙げればキリがありませんが、「紙ショーツは絶対着用ですよ」とお伝えするとブチギレモードに突入して叫び始める50代男性や、「普通のマッサージより値段高いんやから抜きあって当たり前やろうが!」と脅してくる自称社長の24歳など、品性に欠ける来店者は度々いらっしゃいました。
毎月3〜5名ペースでNG客を出していた私のところに残ってくださったお客様は、気品があり、育ちの良さがにじみあふれているようなお客様ばかりになっていきました。
注意事項を厳しくすればするほど集客力は落ちる傾向
多くのメンズエステ店はここまでルールを厳しくしてしまうと集客力が落ちて、セラピスト様たちが稼げなくなってしまいます。
高収入のために働きに来ているのに1名も接客できずに帰ることになってしまいます。
ですので一般的なメンズエステ店は、お客様に少し期待を持たせつつご来店いただき、100人在籍がいる中でどの女の子が当たり(過剰サービスがある人)なのかどうか冒険していただくような感覚で営業されているのではないかなと思います。
実際、私が過去に勤務していたサロンは、途中からものすごく健全路線にシフトチェンジした結果、売上が下がり閉店してしまいました。
ではEmbrace(エンブレイス)はどうでしょうか?
Embraceは性的サービスは一切ありませんよ!と明言しているメンズエステ・メンズリラクゼーションサロンになりますので、集客力は他店様と比較するとまだまだ弱いです。
集客が弱くても、面倒な来店者を相手する時間を削りたい気持ちが大きいので、ご注意事項を厳しく記載しております。
私が大切にするべきお客様は、当店のルールやコンセプトをご理解してくださるお客様だと考えております。
ですので今後もコンセプトはぶれることはございません。
本当に集客や売上に困ったら、性的サービスに走らず店を潰すと思います。
そうならないように、今できることを一生懸命やっていきたいと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
案の定、1日でランキングが大幅に下降しました!
どういった仕組みなのか気になりますね。
是非、現時点でのランキングが何位なのか、ご興味があれば覗き見お願い致します♪